何処かに【見落とし】があったのかはメンバーが知っている筈です - 斯く語りき

争点は「騎馬が崩れたか」 組み体操訴訟、主張対立続く

私も過去に、即ち亡くなった彼と同じ高校の時に組体操で落ちて怪我をした経験がありますので他人事ではないと思っています。私の場合は鼻の下を切った程度で済みましたが、本当に組体操はメンバー全員の息が合わないと最悪の結末を迎えます。否、最初のメンバー選びから慎重にやらないといけないと思います。

勿論、基本的には廃止の方向に持っていくのがベストなんですが、この流れを完成させるのは簡単ではありません。まだまだ組体操こそが生徒同士の絆を深めることだと思う昭和脳の教育者は沢山いますから一朝一夕にはいかないでしょう。

然し乍ら、今回の件の結果によっては組体操廃止の動きは加速するでしょう。現実に学校側は最近は中止にしていると記事に書いてありますから何らかの影響があったと踏めるのではないでしょうか。

話を戻して、高校生ともなれば責任感が備わってくる年頃なんですが、それでも一皮剥けば【こども】なんです。まだまだ親御さんの保護下に置かれる青二才に過ぎないんです。況してや悪戯の内容もギリギリの線を狙ってくる訳です。

実際に彼がいた組のメンバーが悪戯をしたのか判りませんが、あの時の状態を最も知っているのは彼と同じメンバーです。担任が見張るよりも遥かに間近で、遥かに長い時間、彼と一緒に行動を共にしていたのです。

そもそも学校側の見張りにも限界があります。記事では当日の映像を解析して状況を明らかにしていく様ですが、それと同時にメンバーからの聞き取りも必要でしょう。勿論、その部分については既に済んでいると思いますが、これは誰が主導で、罪に問うのか問わないのかによって大きく変わってきてしまいます。

学校主導であればメンバーは何もなかったと答えるでしょうし、罪に問われる可能性があれば尚更なにもなかったと答えると思います。

これまで幾多の学校が絡む事故からの教訓が活かされないのは学校と警察による主導権と罪の可否の板挟みで、当事者が何もなかったと答えて収束させてしまっているからだと思っています。本気で解決させ教訓にさせるには学校側が絡まず、警察も真相解明を最優先にして罪に問わない姿勢が必要です。